Tongue Lab
繰り返す炎症 ! 予防に役立つ舌再教育のご紹介
更新日:2020年4月15日
鼻があなたを救います !
鼻呼吸 、案外忘れがちではないでしょうか? 鼻呼吸は生理的な習慣で、健康に関わる大事な働きをしており、特に耳鼻咽喉領域の炎症に対して役に立ちます。
鼻はセキュリティ部隊の役割を持ち、外気に対する最前線の生理的バリアー!
鼻は3つの防御機能を持ちます- 1.保湿 2.加熱 3.吸入された空気のろ過。
だから今こそ、鼻で適切な呼吸しましょう!

鼻呼吸は炎症を抑える:
韓国のある研究グループによる研究発表で、 大気中1㎡あたりには、170万 ~ 4 00万個のウイルスと86万~1100万個の細菌が 存在していることを示しました。
私達は1日平均1万リットルの空気を吸っていますが、計算すると、
毎秒1.7万~ 40万個のウイルスを吸入している事になるのです!
自宅に閉じ込められるのも限界があります!
鼻で自己防衛をしっかり行いましょう!
口呼吸から鼻呼吸に変えるのは邪魔くさい、やっても無駄だとお考えですか?
いいえ、決して無駄ではありません! 口呼吸のままでいると鼻咽頭炎、風邪、インフルエンザ、耳の感染症、喉の痛み。などの炎症発生を促進させてしまうのです。
なぜ、この小さな器官が実は多大な役割を担っているのでしょうか?
鼻粘膜は身体に自然に吸入される空気の入口に存在しているセキュリティ・ガードマンで、2つの特徴を持ち非常に大事な役割を担っています。
1つは、豊かな血管免疫細胞部隊を運び、もう1つは、機械的浄化システムが粘膜(鼻腺からつくられた液体)や繊毛すなわち鼻毛を最適化します。
これらの防御システムは、完璧に組織化されています。 鼻腔内の表面に絨毯のように広がる粘膜上に、吸入された空気の中から疑わしいと判断された最大数の細菌がひっかかり発見されます。次に、良く訓練された免疫細胞部隊がその微生物を包囲し、組織化した大規模な攻撃を行います。
大規模な微生物破壊部隊である鼻は、一酸化窒素(NO)を特に産生する場所です。
継続的に吸入される空気と混じり、一酸化窒素は粘膜にひっかっかった微生物を破壊し、上気道の浄化にも貢献しています。
これらのマルチ防御システムを持つ私達の鼻のおかげで、空気中のウイルスや細菌からの炎症に抵抗する事ができるのです。そしてその活動のおかげで頻繁に病気になる事を防ぐ事ができるのです!
では、なぜ口呼吸は身体に良くないのでしょうか?
口は微生物を体内に侵入させる最初のドアだからです!

口呼吸は、補足呼吸だという事をご存知ですか? 特に集中的な肉体的努力が必要な時など、鼻呼吸が充分にできない場合は有効です。口呼吸は、補足呼吸だという事をご存知ですか? 特に集中的な肉体的努力が必要な時など、鼻呼吸が充分にできない場合は有効です。
人口の50%以上が、口を開けて寝ているって知っていますか? あなたの呼吸はどうですか?
口呼吸をしていると、鼻と違い、口から入る空気は加熱もろ過もされていません。口の中は微生物が充満していて、簡単に体内へと侵入できます。
こうして炎症のリスクは更に高まり、咽頭炎や扁桃炎のような慢性になりやすい、そして重症炎症にも悩まされる事になります。
なぜ、鼻呼吸ができるはずなのに口呼吸をするのでしょう!?
実は人間は、鼻で呼吸する事をプログラミングされています。またこの呼吸法は、最も優れた効果を出す免疫防御でもあります。
そして鼻呼吸に関係している器官として、舌があります。 舌は、呼吸、嚥下、発音に対して肝心な役割を担っています。
舌が機能不全(低位置、幼児性嚥下など)である場合は、上気道を狭めてしまい、息が通りにくくなるため、口呼吸を促進させてしまいます。
もし、機能不全の舌を放っておけば、口呼吸が癖になってしまい、炎症が止まることなく悪循環が続いてしまうのです。
では、何をすればよいのでしょうか !?
先ずは予防する事です!

結果的に上気道が広がり、鼻呼吸がしやすくなるのです。
再教育というシステムそのものが一人一人の感覚によって完成されていきますから、より安定した効果が期待できます。
本来プログラミングされている鼻呼吸を取り戻すために、正しく機能できない舌をを改善する、それは年齢や性別に関係なく全ての人の健康バランスにとって大切な事です。
TRP (Tongue Right Positioner/タング・ライト・ポジショナー) を用いて、口呼吸の元でもある舌の機能改善をサポートします。 鼻呼吸を促進させるために、適切な生理的機能と位置を取り戻せるように舌を継続的に刺激及び誘導することで、しっかり舌の再教育が行われ、好循環の確立が可能になります。
TRP (Tongue Right Positioner/タング・ライト・ポジショナー) は、嚙み合わせや口腔内のあらゆる側面において、できるだけ邪魔にならないように工夫された設計になっています。 主には就寝中に装着しますが、日中でも装着することができます。
TRPを用いた舌の再教育で、微生物による炎症リスク、呼吸問題を軽減し、日々の暮らしを健康的に過ごせるように鼻呼吸を再構築しましょう。