私達のヴィジョン
タングラボは、全ての人々が自らの可能性を最大限に実現し、充実した人生を送れる事を願っています。 正しい呼吸や質の良い睡眠は私達の生命を維持する上で最も大切です、そして私達のヴィジョンそのものです。
3人のうち1人が、いびきや閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)などの、睡眠呼吸障害(SDB)で苦しんでいると言われています。 私達は、一人一人の大切な呼吸や睡眠をより良く改善することをサポートしたいと考えタング・ライト・ポジショナー 『TRP』を開発しました。 舌の再教育と調整のために発明され特許取得したこの口腔内装置は、睡眠呼吸障害やその他の症状の原因に対して働きかけます。
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ストーリー

人口の50%~70%は、舌が正しく機能できていないと言われており、健康問題に重大な影響を与えています。 鼻で呼吸するのではなく、口で呼吸していたり、睡眠呼吸障害、睡眠時の歯ぎしり(睡眠中に頬を使い歯を強く食いしばるなど)、不正咬合や歯科矯正治療の後の再発などがあげられます。
タングラボは2012年にジャンミシェル・モクレールによってフランス・パリに創立されました。 舌の機能不全がもたらす様々な障害に対する予防や治癒のためにTRP(タング・ライト・ポジショナー)をお役立て頂きたいと願っています。
Drモクレールは、フランスの矯正歯科医です。舌機能を調整することや舌の研究のパイオニアで、最初のTRPを発明しました。 彼女は、70年代当時、矯正歯科分野においてベストだと言われる治療を実践しましたが、満足する治療結果を維持する事が難しく、非常に苦労しました。 臨床と探求を続ける中、ある時彼女の鋭い洞察力が「舌も同様に生命維持のための大切な役割をしている」という、とても重要な点に気づかせたのです。
そして、彼女は今では言語聴覚士や口腔筋機能教育者が行うトレーニングに似たオリジナルのエクササイズを実践していきました。 エクササイズを導入した事でとても良い治療結果を出していきました。 彼女の患者達は歯科矯正治療後も再発することなく、審美、機能そして健康の利益は、時間が経っても持続しました。
しかしながら、エクササイズは、様々な分野で行われる“リハビリテーション”にみられるようにDrモクレールの治療も患者の強いコミットメントを必要としていました。 少なくとも3か月間は毎日20分間、舌のエクササイズを全ての患者に習慣づけることは難しい事でした。
しかし今から数年前、ある患者を治療している時に、ついに舌の訓練をさせる装置のデザインを思いつきました。 その装置はTRPと名付けられ、患者のコンプライアンスに対する課題を簡単に解決してくれたのです。
そして、TRPを装着した患者から返ってくる反応によって、Drモクレールは、思ってもみなかった発見をしました。 患者が「呼吸がより簡単にできるようになりよく眠れるようになった」と、話してくれたのです。 Drモクレールは長年の臨床経験から、タングラボとのコラボレーションにより研究を進めていきました。 更に医療や健康分野の専門家が参加し、TRPが与える利点について彼女の理解をより深めていく事になりました。 こうして彼女の最初の発見は科学的論文によって確認されました。
今日、タングラボはいくつかの臨床試験を開始し、国境をも越えようとしています。
Dr.クロード・モクレール
Drモクレールの哲学 « 柔よく剛を制す » 老子
Lao tzu
Drモクレールの哲学
« 柔よく剛を制す » 老子
舌は、消化器系の上部と気道上部が交差するところに位置していて、私達の生命維持の役割を担う大切な存在です。 実は舌の機能障害は日常的なことで、5~6タイプに分かれています。
その中には、正しくない嚥下、舌が上下歯間に介入するそして舌が低位置にあるなどの状況が挙げられます。
舌の機能が正しくないまたは位置が良くないと、睡眠中の筋肉張力が欠けてしまいます。 また時には、舌のサイズが過大であったり、舌が口腔内で正しくない位置に適応してしまいます。 このように異常な状態であると、咽頭が狭くなったり、呼吸や睡眠の質へ悪影響を与えます。
いびき
いびきは、睡眠呼吸障害として挙げられます。 眠っている間、舌の筋肉の張力が足らないと、咽頭組織を緩和し、口腔の後方に引き寄せられてしまい、狭くなった咽頭の直径をさらに縮小してしまいます。 空気の乱れが起こり、呼吸するごとに組織が震え音を立てる、これがいびきです。
いびきは無害ではありません。 病理学的にはいびきをかぐ人の睡眠を脅かし、またそばで寝ている人の睡眠を邪魔します。また、いびきはしばしば高血圧を促進し、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の前兆とも言われています。


閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)
睡眠中に呼吸をしようとして頻繁に目が覚める、舌の機能不全から引きおこる睡眠中のはぎしりなど、これらの睡眠呼吸障害は私たちの健康だけでなく仕事や学校での様々な「能力」、また運転中など、個人生活や仕事上など、私たちの一日の生活の中であらゆる場面に影響を与えています。睡眠中に呼吸をしようとして頻繁に目が覚める、舌の機能不正から引きおこる睡眠中のはぎしりなど、これらの睡眠呼吸障害は私たちの健康だけでなく仕事や学校での様々な「能力」、また運転中など、個人生活や仕事上など、私たちの一日の生活の中であらゆる場面に影響を与えています。
睡眠時呼吸障害は私達全員に関係しています。

睡眠呼吸障害の治療
命に対する危険度が高くなっているにも関わらず、閉塞性無呼吸症候(OSA)と予測される80%~90%の人が治療していないどころか診断もしていないのが現状です。 診断や治療の必要性を知らないのでしょうか?または拒否しているのでしょうか? そういった現状において、周囲の人が最初の発見者であることがよくあります。
今日行われている治療の多くは、陽圧を気道に送るマスク(CPAP)や下顎の位置を変える装置(MRD)ですが、これらの治療は効果的ではありますが、快適度は低く、時には痛みを伴い、結果的には患者が装着を止めてしまいます。 また、これらの治療は睡眠呼吸障害(SDB)の原因である舌の張力欠乏に対する治療を目指しているものではありません。 症状に対する治療ですから、これらの装置は一晩中、毎晩、一生涯装着しなければいけません。
OSAを治療している多くの患者が、処方箋に書かれた治療プランを尊重しないため、彼らの呼吸や睡眠は妨げ続けられ、健康リスクが残ったままです。 加えて、患者の半分が完全に治療を諦めてしまっています。 装着しにくいために治療を受け入れないという側面も関係していると言われています。
他には、体内埋め込み式で神経刺激をさせる治療や、重い外科手術という方法もありますが、あまり広く実施されてはいません。
その傍で、舌の教育と調整が興味深い代替医療として浸透してきています。エクササイズによる舌の教育は生理的機能、筋肉張力や位置を修復し、SDBに良い影響を与えるという研究成果が数々発表されています。
しかし、大事なポイントとして、舌のトレーニングや調整は簡単に早くできるものではないという事を指摘しておきたいと思います。 患者と医療スタッフのプロが5~6か月はかかると言われるプロセスを真剣にやらなくてはいけません。 しかし残念ながら、現代のライフスタイルや結果を急ぐという傾向は、このようなある程度の忍耐を要する方法には適していません。 その結果、日々のエクササイズの回数は急激に減ってしまい、数週間後には治療をやめてしまうことも頻繁におこります。 低いコンプライアンスは結果にも影響を与えますが、患者の日々の努力に依存するため予測できない事でもあります。
そこで、タングラボが新たな幕開けを提案します。
タング ライト ポジショナー*

タングラボは、革新的な代替方法を提供しています:それがTRP(タング・ライト・ポジショナー)です。 この装置は舌の訓練をするために設計されていて、生理的な舌の位置や筋肉の張力を回復、維持させることを目的としてています。 従って、TRPは睡眠呼吸障害(SDB)の症状というよりは原因に向けて作用します。 TRPは、現在3つの国際特許を所有しています。
TRPは、取り外しや持ち運びも簡単で、上顎だけに装着する使いやすい装置です。特に眠っている間に装着する装置ですが、もちろん寝る前からも装着できます。 コンパクトですから口腔内に邪魔にならず、舌の機能不全を改善するために設計されています。 睡眠中は唾液を飲めますし、昼間でも話す事や飲み物を飲む事もできます。 またTRPは、ただ舌の行動を抑制したり、固定させるという他の装置とは違い、刺激と反射によって舌が持つ自然の機能や位置へと修正させる唯一の感覚運動装置です。 その結果として、実際に変化が起こり維持することが可能になります。 安全にそして快適に装着できるためコンプライアンスを最大に確保でき、舌が正確に機能するように設計されているため、その結果として接触する上歯列や口蓋が改善します。 鼻、咽頭、歯そして頬に対して圧をかける事がなく、骨が動くことがありません。 このように、TRPは、多くの点でSDB治療に使用されている他の装置とは違っています。
TRP治療
治療の最初は、舌がまだ正しく機能できないためTRPが邪魔だと感じる事がありますが、このような不快な状況は舌の教育や調整が継続していくにつれて軽減していきます。 TRPは就寝中に装着し、脳がリプログラミングされていきます。 この神経筋の活動のおかげで、舌は迅速にその生理的な機能と位置に適応していきます。 フル治療の期間は、3か月~12か月ほどですが、舌が適応し、自然な機能が完全に同化するための時間でケースバイケースです。
機能が自動的になった時に治療は終了します。 最適な場合では、TRPがそれほど長く必要とされないことです。 けれども、再発を防ぐために時々装着する必要のある方もおられます。

